月刊「教育美術」

月刊誌「教育美術」

豊かな情操と想像力をはぐくむよう、教育と美術をお届けする、月刊誌です。

2019年4月号 No.922

乳幼児教育
 2018年に「主体的・対話的で深い学び」という共通の教育目標が、
幼児期から大学まで示されました。主観的つまりその時の体調や心持
も含めた感覚をとおした思考回路の大切さをが問われる今、“感じて・
考えて・行動する”子どもたちを育てるためにどうすべきか。今回の
特集では、保育理論と現場、それぞれの側から乳幼児教育の大切さに
ついて考えます。


【特集】

《主体的で対話的で深い学び》を乳幼児期から
 東京大学 名誉教授 汐見 稔幸

【幼児教育クロストーク①】
“感じる”子どもを育むために
~ネイチャー・ワークが伝えたかった今日的な保育とは~
 ●司会
  宮野 周 (十文字学園女子大学 准教授)
 ●出席者
  平田 智久(十文字学園女子大学 名誉教授)
  宮里 暁美(文京区立お茶の水女子大学こども園 園長)

【幼児教育クロストーク②】
“感じる”子どもを育む現場から
~乳幼児教育から小学校へとつながる学びの連続性を考える~
 ●司会
  小野 和 (松蔭大学 教授)
 ●出席者(順不同)
  松山 益代(慈紘保育園 園長)
  町山 太郎(幼保連携型認定こども園 まどか幼稚園 園長)
  伊藤 裕子(谷戸幼稚園 園長)
  桐山 卓也(東京学芸大学附属竹早小学校 図画工作専科教諭)


【連載】

第78回全国教育美術展特選作品より 作品紹介

【シリーズ乳幼児はすごい!26】
 夢中のトンネル ~活動過程を楽しむ子どもたち~
  関西学院大学 教授 栗山 誠

スクールアート風土記vol.21
  岐阜県 養老町立上多度小学校 校長 福井 清治

[保育実践]
 ダンゴムシ・プロジェクト
  三重県 社会福祉法人藤水福祉会
  風の子藤水保育園 保育教諭 桒名 基陽香
  《実践報告を読んで》
   常磐会短期大学 教授 平野 真紀

[授業実践] 小学校 〈第4学年〉
 子供のよさや個性を大切にした授業づくり
 ~「3650日のたからもの」の実践を通して ~
  岡山県 岡山大学教育学部附属小学校 教諭 高橋 英理子
  《実践報告を読んで》
   札幌市教育委員会 幼児教育センター担当課長 野切 卓

[授業実践] 中学校 〈第1学年〉
 マンホール蓋デザインを通してふるさとを発信しよう
  埼玉県 さいたま市立上大久保中学校 教諭 鳥山 多加子
  《実践報告を読んで》
   奈良教育大学 准教授 竹内 晋平

文献紹介 横浜国立大学 名誉教授 宮坂 元裕
  『小学校図工の授業づくり はじめの一歩』 南 育子/著

第63回 全日本学生美術展

〔レポート〕●ぼくの絵わたしの絵展~第78回全国教育美術展~
      ●「アートではじける! 子どもの力」
        NHK Eテレにて放送
      ●「いいね!」カードセレクション①
      ●全国美術・教育リサーチプロジェクト2018
       「美術の授業ってなんだろう?」

教美インフォメーション(研究会・イベント情報)

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