全国教育美術展

全国教育美術展について

大正11(1922)年にスタートした、日本で最も伝統のある子どもの絵の美術展として、現場の先生方に親しまれています。
「教室の学習から生まれた子供の創造的な作品」を奮ってご応募ください。


応募作品について

  • 応募作品は本美術展の趣旨(貸出事業など)に活用させていただきます。学校ごとのとりまとめをおこなっていただく先生におかれましては本応募要項の作品返却について応募作品は原則としてお返しすることはできない旨及び作品・応募者名の公表など記載事項を必ず作者本人と保護者に説明の上、ご了承を得てご応募ください。
  • 応募作品は、作者個人の自作創作のものに限られます。インターネット上の画像や既刊の印刷物などを無断で使用および転用等した作品(第三者の権利を侵害するおそれのある作品)ではないこと、さらに他のコンクールで発表された作品ではないことを確認のうえご応募ください。
  • 本美術展は、国内の美術教育および国際交流の活性化を趣旨としています。入賞作品は、主催者および関係団体により、この目的のために公開・活用される場合があります。
  • 上記の運用方法を安全かつ適法に行うため、入賞作品の所有権並びに著作権は、主催者とさせていただきます。
  • 月刊『教育美術』2026年2月号に特選者名簿を掲載。また、作品及び応募者名簿に記載されている事項は、当会ホームページおよび関係団体ホームページ等に掲載することがあります。

審査および賞

全国教育美術展では、地区審査と全国審査の2段階制度をとっています。

学校賞 内閣総理大臣賞 3校(幼稚園・保育所・認定こども園1園、小学校・義務教育学校(前期課程)1校、中学校・義務教育学校(後期課程)・中等教育学校(前期課程)1校)
文部科学大臣賞 上に同じ
教育美術振興会
名誉会長賞
上に同じ
日本放送協会
会長賞
上に同じ
特別支援学校賞 若干校
教育委員会賞 約140校(各都道府県・指定都市の幼稚園・保育所・認定こども園1園、小学校・義務教育学校(前期課程)1校、中学校・義務教育学校(後期課程)・中等教育学校(前期課程)1校)
教育美術奨励賞 約50校
個人賞 特 選 約2,300点
入 選 約7,900点
佳 作 約5,600点

※応募点数 約96,500点(前年実績)

賞発表

毎年1月下旬、月刊『教育美術』2月号誌上。
個人賞は2月上旬、賞状の発送をもってご連絡いたします。

展覧会

『ぼくの絵わたしの絵 ~全国教育美術展~』
全国各地で開催予定です。
日程は下記の「展覧会日程」をクリックして下さい。



作品紹介

だんごむしのおさんぽ
神戸市 愛徳幼稚園 4歳4ヵ月
髙松 葵(指導者/藤井 則子)

 だんごむしを見つけることが,大好き。たくさんのだんごむしを見つけて,手のひらにのせたり,お部屋の飼育ケースに入れて育てたりしたよ。大好きなだんごむしが楽しそうにお散歩しているところをかいたよ。

わたしとまめのき
滋賀県 守山市立物部幼稚園 5歳11ヵ月
髙田 心美(指導者/橋 真弓)

 『ジャックとまめのき』の絵本を見た後,先生から不思議な種をもらうと,ワクワクしてすぐに植えたいと思い,すぐに絵の具を手に取った。不思議なまめの木は1本だけでなく2本あるほうが面白いと考え,違う色で2本のまめの木を描いた。描いていくうちに楽しくなってきて,頂上にはお菓子の森があったらいいなぁ,妹とお母さんと一緒にお菓子の森に行ってみたいと思いながら描いた。

木漏れ日の囁き
岩手県 盛岡市立上田中学校 3年
石倉 千歳(指導者/小山 祐太)

 薄雲がかかる初夏の朝の風景です。私がこの作品で一番工夫したのは,光とかげの表現です。淡い木漏れ日を表現するため,葉や幹に当たる光が強くなり過ぎないよう,何度も色や細かいタッチを重ねながら描きました。かげもはっきりと描きすぎないように気を付けました。見る方々に空気感も感じ取ってもらえればと,一筆一筆に思いを込めました。


あひるとがちょうの話し合い
名古屋市 名古屋市立野並小学校 3年
佐藤 環花(指導者/越智 香)

 この絵は,夜のどうくつであひるとがちょうが話し合いをしている場面です。話し合いの様子がわかるように,ふき出しにさん成や反対の○や×をかきました。工夫したところは,いろいろながちょうがいることを表すために,がちょうの色やもようを変えてかいたところです。この場面をそうぞうしながらかくのは,とても楽しかったです。

夢の中の時空の旅
栃木県 那須塩原市立西那須野中学校 2年
菊池 杏奈(指導者/益子 国芳)

 陸上と海の生物が共に,空で旅をしているところを想像して描きました。ベースの色が青なので,きれいに幻想的に表現することがとても難しかったです。また,夢のようなおだやかなイメージで描きたかったので,雲やくじらにも黄色やピンク,緑などの多彩な色を取り入れました。色鮮やかな作品なので,描いている途中もとても楽しかったです。

嵐の夜の図書館
和歌山県 和歌山市立和歌浦小学校 6年
髙橋 一菜(指導者/加藤 亜希)

 6年間私が通っていた図書館を描きました。小さな版の組み合わせや色使い,版の向きを工夫し,くり返し押して仕上げていきました。図書館独特の温かみを出すために,ランタンの色使いも工夫しました。絵の後ろにも色をぬったり,グラデーションをしたりしました。もう私は児童書コーナーではないけれど,中学生になってもまた行こうと思います。